指導の匠1348 : 講想工配「講師を想い工作後配慮!」
2016年09月21日(水)
おはようございます。国立教室の今村です。
小学3年生のYくんとの授業は、丁度お腹がすく時間帯で、
授業中、講師のお腹が、「ぐーーっ」となってしまいました。
あまりにも大きな音だったので、
Yくんは、自分のお腹がなったのだと思い、
慌ててお腹をおさえました。
「Yくん、先生のお腹がなっちゃったんだよ。」と言うと、
Yくんは、「先生、お腹すいちゃった?」とほんの少し心配そうな顔。
「大丈夫。」と答えると、
Yくんは安心した顔になり、直ぐに学習を再開しました。
教科学習の後、かき氷の工作をしました。
黄色の絵の具を選び、
レモンシロップのたっぷりかかったかき氷が出来上がりました。
出来上がってとっても嬉しそうなYくんに、
講師は画用紙で作っておいたスプーンをさっと取り出し、
「Yくん、冷たくておいしいよ。食べてみて。」と渡しました。
しかしYくんはスプーンを受け取っても食べる真似をせず、
かき氷のお皿に添えて講師の前に差し出しました、
「先生、お腹すいちゃってるから、食べていいよ!」と。
…お腹の会話は、もう1時間近く前のこと。
本当に優しいYくんに感心しました。
周りの人にどう接したらいいか…自ら考えて行動出来るYくん。
その素晴らしいところが伸ばしていける、
穏やかな、気持ちのいい授業をしていきたいと思います。
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